ありがとう、ホンダ。ありがとう、マルケス。

2023年をもって、実に11年の長きにわたり所属したレプソル・ホンダチームを去ることとなったマルク・マルケスが、ホンダで走る最後のレースとなった最終戦バレンシアでかぶったヘルメットに描かれていたのは「感謝」の二文字でした。そしてこのTシャツは、その言葉をそのまま写し取ったものとなります。

自分のレース人生のほとんどすべてをいっしょに過ごしてくれたホンダに対する「ありがとう」の言葉を日本語で記したかったというマルケス。ここに描かれた「感謝」の二文字は、マルケスがホンダに向けて贈った、最後にして最高の言葉となりました。

「ホンダへの"ありがとう"の気持ちを日本語で表したかったんだけど、これであってるんだよね？ "KANSHA"というのが日本語で"ありがとう"っていう意味だと聞いたから、HRCを象徴するトリコロールのカラーをベースにその文字をデザインしたんだ。でも"感謝"が本当にそれで正しいのか不安だったから、スペイン語でも"グラシアス（gracias）"って付け足しといたんだ（笑）」とマルケス。

自分がいなくなってもホンダはホンダであり、この先自分が引退する時も、その先20年がたっても、自分はホンダのライダーだったと思い出すことになるだろうと語りました。

「ぼくのMotoGPのキャリアはレプソル・ホンダとともにあったし、この先何度チームを変えたり、乗るメーカーを変えたとしても、ここで成し遂げた6度の世界制覇というのは二度と手にすることはできない。レプソル・ホンダというのはもはやぼくの色そのものだ。だからこの先20年がたっても、あの時マルク・マルケスがなにをやっていたのかと思い出す時のぼくはレプソル・ホンダカラーのままだ。ぼくたちはこの週末を最後に別れることになるけど、心は常に一緒だ。未来のことはわからないけど、ぼくはこのレースがホンダで走る最後のレースだとは言いたくないよ」

そう、この別れはすべての終わりをあらわすのではありません。この先、いつかまたきっと、ホンダとマルケスの道が交差する瞬間がやってくるのです。だからこの「感謝」のことばは、あくまでいままでの出来事についてのもので、新しくやってくる未来には、また別の章が用意されるのです。

だから、マルケスがホンダに贈った言葉は"さよなら"ではなく、"感謝"だったのでしょう。

【商品状態】
新品未使用
マルク・マルケスオフィシャルマーチャンダイズ
サイズ：Sサイズ（胸囲97cm 胸幅48.5cm 着丈70cm 肩幅42cm）Mサイズ（胸囲101cm 胸幅50.5cm 着丈71.5cm 肩幅44）Lサイズ（胸囲105cm 胸幅52.5cm 着丈73cm 肩幅46cm）

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